TIME誌で知る世界の時事ニュース
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インドの虎を追い込むのは誰?
【インドから虎がいなくなる日】

HOW TO KILL THE TIGER

「虎の子」という言葉がある。せいぜい一度に三頭しか生まない虎の母親が子供を大切にすることから来た言葉だ。もともと少ない数しか生まないため個体数が少ない虎が乱獲で地上から姿を消そうとしている。

8月7日?14日号のタイム誌に「虎の殺し方」("HOW TO KILL TIGER")と題して、冷酷な密猟者といいかげんな保護策でインドの虎たちが絶滅の危機にあると報じている。

Ruthless poachers and lame preservation efforts threaten India's big cats with extinction.

※「トラ」について・・・・フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

【インドの虎を追い詰めているもの】

ベンガルトラ

野生の虎たちにとって最後の聖域といわれるインド。そのインドでも19世紀には10万頭いた虎たちは現在1200?1800頭に減少しているという。世界全体でも5千頭くらいしかいないのだ。(写真はベンガルトラ)

そして、アメリカの環境保護団体は今後20年間で虎の「生態学的消滅」("ecological extinction")の危機が各地で訪れるだろうと警告している。

The report warns that, over the next 20 years, tigers are poised to "disappear in many places, or shrink to the point of 'ecological extinction'."

一体、なにがそこまで虎たちを追い詰めているのだろうか?

タイム誌はインドの虎の減少要因を大きく二つ指摘している。

ひとつは、経済成長に伴う主に中国の「虎需要」。中国の漢方薬には虎の骨、皮、ペニス、歯、爪等が古くから使われており、高額で取引されるのだ。

もうひとつは、虎の保護に本気で取り組まないインド政府の怠慢。シン首相は昨年密猟防止のための新たな組織「タイガー・タスク・フォース」を創設し意欲を見せたものの、1年経った今も実効は挙がっていない。

また、インド政府の動きが鈍い理由には、虎の保護区に住む貧困層や部族の生活が虎の密猟に深く関わっていることもあるとタイム誌は伝えている。あちらを立てればこちらが立たずというジレンマに陥っているのだ。貧困と密漁。根が深い。

But any gains for people can be a loss for the tiger, and consevationists argue that the tribal communities sometimes assist poaching.

【虎と人間、どっちが先か】

今、世界中の絶滅の危機に瀕している動物たちや環境そのものが同じような状況に陥っているのではないか。それらの地域では動物や環境を救うのか、それらを生活の糧にする人間を救うのかというジレンマに立たされているところも多いのではないだろうか。

焼畑農業で失われていくジャングル、乱獲される漁業資源、取り上げればいくらでも出てきそうだ。

しかし、忘れてはいけないことがある。僕達、人間も危機に瀕する生態系の一部であり、「生態学的消滅」("ecological extinction")は動物たちだけに限ったことではないということだ。みなさんはこの現実をどう考えますか?

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