TIME誌で知る世界の時事ニュース
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サッカーが世界のスポーツになった訳
【サッカーとフットボール】

昨日はテレビの前で茫然自失となったW杯日本対オーストラリア予選。日本に限らず世界中が今ドイツのフットボールに注目している。えっ、フットボール?いや、サッカーでしょ。

イギリスのフットボール

そう、サッカーはイギリスで誕生したためイギリスではもちろん世界的にも英語ではフットボール(football)と呼ぶのが一般的だ。フリー百科事典のウィキペディアによると、サッカー(Soccer)と言う名称は、アソシエーション(協会式)フットボールAssociation Footballが転化した言い方で他のフットボールと区別する必要が生じた際に用いられる傾向が強いとのこと。例えばアメリカではアメリカンフットボールと区別するため、サッカーと呼ばれる。一方日本では、フットボールとは、サッカー以外に、アメリカンフットボール、ラグビーを含めた広義で解釈される傾向が強いため、一般的には用いられないとのこと。なるほどと納得した。 (写真はフットボールを楽しむ英国のプライベートスクールの生徒達)

ところで、どうしてフットボールはここまで世界中で親しまれるスポーツに成長したのだろう? 6月12日号のタイム誌「世界的ゲーム」("THE GLOBAL GAME")と題して、かつてはヨーロッパの労働者階級のスポーツにすぎなかったこのスポーツが、なぜ地球上の5人に1人、トータル10億人以上が熱狂するほどグローバルになったかを分析している。

【簡単、熱いファン層、TVの力】

サッカーはそのシンプルさ故にどこでも楽しめる、そしてルールもわかりやすく複雑な設備も必要ない・・・こういう性質が世界的スポーツになった大きな理由のようだ。

The game's very simplicity means that it can be enjoyed anywhere. The rules are easy to understand, and no complicated equipment is required.

もうひとつの理由は、おらがチームを熱く応援したくなる一体感。最初は地元チーム、そして国の代表チームへとつながっていくのだ。

But second, and just as importantly, football very early became a mass-spectator product, one whose fans had a fervent identification with their chosen teams. Fandom was originally - and most of the time remains - something reserved for local clubs. But as international competition grew, it quickly became associated with national teams, too.

自国のチームが勝てば戦争などしなくても愛国心の高揚につながる。宗教も人種も国境も超えて世界をつなぐサッカーの持つ魔力。

忘れてはならないのは、最近のサッカーファンの世界的増加にはテレビの普及も一役買っていることだ。本場欧州、南米以外でも、卓球の中国、クリケットのインドにまで広がっているのだ。

TV has been crucial in expanding the appeal of football outside the heartland of Europe and Latin America.

【負の側面を乗り越えて】

もちろん、いいことばかりではない。サッカーを巡る行き過ぎた博打、スキャンダル。英国、ドイツ、フランス、イタリア、スペインといった強力な西欧リーグによる力にまかせた世界中からの有力選手引き抜き。度が過ぎるとアフリカの子供たちの人身売買にまで発展しているのだ。しかし、サッカーが世界的スポーツとして今後も発展していくためにはこういった負の側面を乗り越えていくことこそがサッカー関係者に課された責務だろう。

虹を掴む

翻って日本。1993年のJリーグ誕生前はそれほど人気もなく、企業名をチームの名前に冠したアマチュアサッカーは、川淵キャプテンの強力なリーダーシップとドイツのような「地域に根ざしたスポーツクラブ」を日本にも創ろうという高い理想によってJリーグというプロスポーツに生まれ変わり、ワールドカップで強豪と渡り合えるほど実力をつけた。(Jリーグ誕生秘話は6月に上梓された日本サッカー協会キャプテン川淵三郎著「虹を掴む」に詳しい。この本、素晴らしい本です。)未だよちよち歩きの日本サッカーだが、ワールドカップでの優勝や国内の「体育」教育からの脱皮に加えて、日本の武士道精神をサッカーにも取り入れて世界のサッカーが抱える負の側面の解決にも力になれるような存在になってほしいと願う。

オーストラリアに負けたニッポンの選手達。一時の勝ち負けだけが日本の存在意義ではありません、正々堂々と日本精神を世界に見せてください。

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