TIME誌で知る世界の時事ニュース
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厳粛な生と死―シエラ・レオーネの母子
【ひとりの母親の死】

シエラ・レオーネ
アフリカ大陸の西側に位置する小さな国シエラ・レオーネ。この国ではまだまだ母親の出産時のリスクは高く、なんと10万回の出産のうち、およそ千回の出産で母親が亡くなるという。 おおよそ10人のうち、ひとりの母親が出産時に亡くなるという世界で最も出産リスクの高い国だ。

この写真に写っている18歳の母親Sessayさんも双子の赤ちゃんを出産して直ぐに出血多量で亡くなった。母親の死と引き換えに新しい生命が誕生したのだ。それは厳粛すぎる人間の生と死のドラマだ。 ("The Perils of Pregnancy: One Woman's Tale of Dying to Give Birth" on Page.34-41, TIME magazine issued on June 14-21, 2010)

【まだ多くの改善の余地】

日本では産婦人科医の減少という問題はあるものの、出産そのものにまつわる母親のリスクというものは世界的には最も低い国ではなかろうか。しかし、発展途上国を含む世界181カ国では、まだまだ出産時の母親のリスクは極めて高いのが現状なのだ。しかもそのリスクの多くは、もっともっと低減させることが可能なケースが多いという。

世界の最近の母親の出産時の死亡率は、1980年?2008年の間に毎年1.3%ずつ改善しているという。そして多くの国で2015年までに2000年の水準から75%死亡率を改善しようという努力が行われている。

母親を救うのは実に単純なことだ。例えばペルーでは田舎に住んで出産を控えた母親をメディカルセンターに待機させるということであったり、インドではメディカルセンターではなく家で出産するのが慣習であるため、センターに来ればお金をもらえるというインセンティブを与えると言ったようなことだ。

いづれにしても、1分間にひとりの母親が世界のどこかで出産とともにこの世を去るという厳しい現実をなんとか少しでも改善して、安心して子供が産める世の中になっていくことを望みたいものだ。そして子供を生むということが母親にとって未だに多くの国にとって命を懸けた営みであることを忘れないようにしたい。

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テーマ:アフリカ - ジャンル:海外情報

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