TIME誌で知る世界の時事ニュース
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自閉症克服に向けた英知
【自閉症のイメージ】

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「自閉症」と聞いて皆さんはどういう人を連想されますか?僕は「ひきこもり」やうつ病に近いものだと思っていました。しかし、これは自閉症に対する誤った認識であることがタイム誌の記事でわかりました。

5月29日付のタイム誌のカバーストーリー 「自閉症児の心に迫る」"INSIDE THE Autistic Mind"には、最新の脳医学の知見と自閉症児の告白によってこの謎の多い病気が解明されようとしていることがレポートされています。

A wealth of new brain research - and poignant testimony from people who have autism - is lifting the veil on this mysterious condition

「自閉症」とは英語のAutismの翻訳からきているようですが、自閉という響きが誤ったイメージを植えつけるのではないかと思います。

【ハンナの奇跡】

この記事の冒頭に出てくる自閉症児ハンナちゃんの話は、自閉症を正しく理解している大人でも「はっ」とさせられる感動的なものでした。ハンナの13回目の誕生日の数日前に「奇跡」が起こったのです。

両親やセラピストや先生達のハンナを救うための献身的な努力の末に、コンピューターを使うことをはじめた矢先、典型的な自閉症児としてなにも出来ないと思われていたハンナがついに大人たちの質問にキーボードを叩いて答えたのです。

「おかあさん、好きよ」("I love Mom")

この出来事以後、ハンナは高校の生物学、数学、古代史などを勉強し始めたのです。それにしても、アメリカ人の子供達の実に166人に1人が自閉症になるという現実のなかでハンナの話は自閉症児をもつ多くの両親に一筋の光明をもたらしたのは間違いないでしょう。

【解明進む自閉症】

ハンナの例だけでなく、最近自閉症に関して今までの常識を覆すような新しい知見が明らかにされようとしています。

Its causes are still uncertain, ........But slowly, steadily, many myths about autism are falling away, as scientists get a better picture of what's going on in the bodies and brains of people with autism and as more of those who are profoundly affected, like Hannah, are able to give voice to their experience.

例えば、自閉症も癌などと同じくちゃんとした原因となるものが沢山ある病気なのだということ。また、従来考えられていた自閉症は小脳の障害だというのは間違いで脳全体に広がる病気ではないかということ。免疫機能が自閉症の重要な鍵になることなどなどです。

さらに多くの研究者が信じているのは、自閉症は遺伝的要素と環境の両方が引き金になって発病するということです。

【偏見を捨てて自閉症児に救いの手を!】

とかく日本では障害を持つ子供にいわれなき偏見を持ち、知らず知らずの間に仲間はずれにしたりすることが多いのではないでしょうか?自分も恥ずかしながらそういう冷酷な面を持ち合わせていると反省しました。

今一度、この記事を読み直し一人一人が自閉症や障害をもつ子供たちのことを真剣に考える機会を持つことは、僕やみなさん自身にとっても大切な命の選択だと思いませんか?こういうチャンスを与えてくれたタイム誌に感謝!
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テーマ:アメリカ合衆国 - ジャンル:海外情報

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