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波紋を呼ぶ映画「ダ・ヴィンチ・コード」
【いよいよ封切!】

ダビィンチ・コード

いよいよ日本でも映画「ダ・ヴィンチ・コード」が5月20日に封切となった。世界で5千万部も売れたというダン・ブラウン氏の原作をロン・ハワード監督がほぼ忠実に映画化したということで日本でもここ数週間いたるところで広告をみかけるようになった。しかし、封切前から早くも様々なリアクションが世界各地で起こっている。

【様々なリアクション】

世界的な映画の祭典「カンヌ国際映画祭」が17日に開幕する南フランスのカンヌで16日夜、大ベストセラー小説を映画化した「ダ・ヴィンチ・コード」の試写会が行われた。カンヌからの報道を総合すると、冷淡な反応が大半を占め、肯定的な評価は少なかったようだ。(中略) しかし、カンヌで行われた試写会での批評は大半が辛口。上映中にはやじが飛ぶなどしたという。(5月17日付共同通信)

米ハリウッド映画「ダ・ヴィンチ・コード」が17日、カンヌ映画祭のオープニング作品として初上映されるのを前に、イエス・キリストに対する誤った認識を与える可能性があるとして、教会側から激しい非難が巻き起こっている。(中略)

バチカンの文化評議会議長、ポール・プーパール枢機卿は15日、フランスのラジオで「作品が注目される背景には宗教的な無知があり、多くの人々が真実と誤解する恐れがある」と、懸念を表明した。

別の枢機卿は「反キリスト教のうそに対し、座していてはいけない」と、信徒に決起を促しており、フィガロ紙などによるとイタリア、ペルー、フィリピンで、カトリック教会が映画のボイコットを呼びかけている。

インドではキリスト教の異なる派が一致し、ハンガーストライキをする姿勢をみせて、政府に上映禁止を要求しているという。また、ギリシャ正教会や英国国教教会も「作品は常軌を逸している」「真実を曲げる人心操作」などと、強く批判した。

一方、作品で真実を隠し続けてきた組織として描かれている世界的なカトリック教会組織「オプス・デイ」は、「この映画はフィクション」という、ただし書きを付けるよう製作会社に要求。これに関し、監督のロン・ハワード氏はロサンゼルス・タイムズ紙で「ただし書きから始まるスリラー映画はない」と、拒否する姿勢を示している。(5月17日付西日本新聞)


【宗教のチカラ】

カンヌ映画祭でのジャーナリスト達の冷たい評価、協会の非難、世界各地のキリスト教信者からの映画上映ボイコットの動きなど、製作側の思う壺かどうかはわからないが、キリスト教という宗教がテーマなだけに小説に続いて当分の間は世界中で物議を醸しそうだ。

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4月24日号のタイム誌でもこの映画に出てくる謎の宗教組織「オプス・デイ」 ("Opus Dei"とは、ヴァチカンに認可された属人区であり、きわめて敬虔なカトリックの一派として、洗脳や強制的勧誘、そして肉の苦行と呼ばれる危険な修行を実施していると報道され、昨今では論争を巻き起こしているとダン・ブラウンは小説の冒頭で述べている)に焦点を当てて"OPUS DEI"という組織名をそのままタイトルにして特集記事を書いていた。

イスラム社会と西側社会の衝突、いわゆる文明の衝突が様々な局面で顕著になりつつあるといわれる昨今、この映画の提起する宗教にまつわる問題も僕らが現代を考えるひとつの大きなきっかけになるだろう。

もちろん、僕も小説を読んだ以上、映画にも足を運ぶつもりです。みなさんは如何ですか。

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テーマ:ダ・ヴィンチ・コード - ジャンル:映画

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