TIME誌で知る世界の時事ニュース
「TIME誌で知る世界の時事ニュース」は週に一度は世界的な週間雑誌TIME誌を題材にした記事を博多っ子の独自の視点で解説・提供するニュース発信ブログです。TIME誌へ投稿もします。
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カジノがアジアにもたらす光と影
カジノの魅力】

マカオのカジノ

皆さんはカジノで遊んだことはありますか?そこはルーレットやスロットルマシンが整然と並ぶ、言わば一大賭博場です。世界的に有名なカジノは、アメリカではラスベガスアトランティクシティ、ヨーロッパではモンテカルロアジアでは香港マカオがありますが、イスラム教国や日本では公認されていません。

今、そのカジノマカオでの成功をきっかけにして、アジア各地で計画・新設されようとしているのをご存知ですか?

【数年後にアジア各地にブーム到来?】

11月12日号タイム誌「アジアに広まるギャンブル中毒」("Asia's Growing Gamble Addiction")と題して、カジノ建設ブームに沸くアジアでこれからギャンブルが深刻な問題をもたらすと警鐘を鳴らしています。

High Stakes - Thanks to a mutibillion-dollar boom in casino construction, Asia may soon have a serious gambling problem

そのブームのきっかけはマカオマカオ市が5年前にカジノの規制を緩めてからカジノが27に倍増、それにともなって観光と投資ブームが起きマカオ経済は見事に復活を遂げたのです。

Macau's success has inspired other Asian cities and countries to allow new casinos.

それを見たアジア各国はマカオに続けとばかりカジノの計画・建設に次々と名乗りを挙げているのです。ホーチミン市に2009年に40億ドルで一大カジノリゾート建設を予定しているベトナム、すでに建設地を確保しているシンガポール、マニラ湾沿いに4万人を雇用する100エーカーものカジノを計画するフィリピンから、中国人を呼び込もうと「草原のラスベガス」("Las Vegas of the steppe")を計画するカザフスタンなど数年後にはアジア各地に第二・第三のマカオが出現する勢いです。そんな動きに触発されてか、タイ日本でもカジノ合法化への動きが見られます。

【カジノがもたらす光と影】

しかし、経済の起爆剤としてのギャンブル場には影の部分があることも忘れてはいけない側面です。

マカオでも短期間しかいない観光客はいいものの、カジノ近辺の住人がギャンブル中毒になって様々な社会問題を引き起こしているのです。

タイム誌によれば、中国人は白人よりも50%以上ギャンブル中毒になりやすいといったクイーンズランド大学の精神科医の論文等を引き合いに出し、アジア人はギャンブル常習になりやすいと指摘しています。

その背景として、仏教や道教といったアジアの宗教ではギャンブルをそれほど厳しく戒めるのではなく、 「公認されたお金儲けのための手段」だとみなされているとの説を紹介しています。

Eastern religions such as buddhism and Taoism don't strictly condemn gambling. "Gambling is seen as a morally recognized way of making money." says Peter Ong, chairman of the Tung Wah Group of Hospitals.

また、ギャンブル中毒は病気ではなく、文化的なものだとして、カウンセリング療法を受けるのは恥ずかしいと考える傾向も強いとのこと。

カジノがもたらす光と影。日本ではカジノはなくても大衆の射幸心を煽る競艇やパチンコは社会的に半ば公認されていますが、アジア各国もカジノの導入にあたってはその社会的影響に十分配慮した対策を事前に練ってから導入する必要がありそうです。みなさんはどうお考えですか?

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テーマ:マカオ - ジャンル:海外情報

自分で出来る皮膚治療!?-その2
【タイム誌への投稿】

10月29日号のタイム誌の記事"The Newest Wrinkle"について10月27日に投稿しましたので公開します。

The Newest Wrinkle TIME, October 29, 2007

皮膚治療器

The older I get, the more often I worry about the age spots, wrinkles and acne on my face although I am not an appearance-conscious woman. In that sense, your article on do-it-yourself dermatology gadgets gets my attention so much. Once the safety of those gadgets is confirmed together with simple use and reasonable price, not only Americans but people all over the world will rush to buy them because we have the strong and potential desire for dressing up our appearance even by getting rid of our physical defects secretly.

≪拙訳≫

僕自身は外見にうるさい女性ではないのですが、それでもやはり、年を取れば取るほど顔のシミ、シワ、にきびが気になってくるものです。その意味で、自分で処置する皮膚治療器に関する貴記事には大いに興味を持ちました。使い勝手が簡便で安いことに加えて、いったん安全性が確認されれば、アメリカ人のみならず世界中の人がその治療器に殺到するでしょう。というのは、私たちは人に知られずに身体的な欠陥を取り除いてでも外見を良く見せたいという潜在的な願望が強いからです。


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《参考》

・「自分で出来る皮膚治療器」を販売している米国のインターネットサイト

【追記】

11月2日にタイム誌から「採用するかもよ」という例のメールが届きました。それにしても今年になってからは未だ一度も採用してもらってません。しばらくは難しいのかなあ?

Dear Reader,

Thank you for writing. We welcome timely, insightful reactions to material we have published, and we can assure you that your observations found an attentive audience among the editors. Should your comments be selected for the column, you will be notified in advance of publication. Again, our thanks for letting us hear from you. We hope that you will write again should you discover something of particular interest in the news or in our reporting of it.

Best wishes.


TIME Letters

テーマ:美容・健康・アンチエイジング - ジャンル:ヘルス・ダイエット

自分で出来る皮膚治療!?
【悩み解消?】

Newest Wrinkle

目のまわりの隈、にきび、シワ、吹き出物。何とかしたいと思うのは、女性ばかりではありませんよね。男性だって気になります。特に、誰でも年齢を重ねれば「若くありたい」と願って、なんとかしたいと思うのが人情です。

でも今は化粧で隠す以外は、長い時間待たされて皮膚科や整形外科に行って直すしかありません。

と思っていたら・・・・軽ければ家でも出来る「皮膚治療器」とでも言えるものがアメリカではすでに販売されているのをご存知ですか?

【自分で出来る皮膚治療】

10月29日号タイム誌「新しいシワ」("The Newest Wrinkle")と題して、巨大化粧品メーカーが自分で出来る皮膚治療器(do-it-yourself dermatology gadgets)に注目する理由についてレポートしています。

The Newest Wrinkle - Why do-it-yourself dermatology gadgets have the attention of the consumer-products giants

皮膚治療器

アメリカでは、例えば、しわやにきびの症状を和らげる機器やにきびや吹き出物のバクテリアを殺菌したりする機器が100ドルから500ドル前後で販売されているのです。もともとはこれらの機器は皮膚科の医師が使用しているものを一般消費者向けにジョンソン&ジョンソン(J&J)やプロクター&ギャンブル(P&G)のような大手化粧品メーカーが開発し、FDA(米国食品医薬品局)の認可を得て発売したものです。

もちろん、それらの大手医薬品メーカーの思惑といえば、それなりの消費者のニーズがあって大きなマーケットに育つ可能性があるからでしょう。

【使い勝手と安全性】

果たして大手メーカーが思い描くとおりのマーケットになるかどうかは、それらの機器の安全性と使い勝手のよさが実証されて、消費者が「これなら自分でも」と思うようになるかどうかにかかっています。大きな賭けですね。

So do these products turn back the clock? Well, to work for the mass market, these powerful tools, meant for a physician's expertise, have to be downsized and idiot-proofed.

"It's a real challenge: to get it to work as well as we can but keep it within the safety that is required for home use."


数年先を行くアメリカ市場で実証されれば早晩日本にも上陸してくるでしょう。顔のしわや吹き出物に悩まされている方々、もう少しの辛抱かも知れませんね。

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《参考》

・「自分で出来る皮膚治療器」を販売している米国のインターネットサイト

NikeとAppleの実験"Nike+"?時代は変わる
【ジョギングの楽しみ】

ジョギング

ジョギングの楽しみって何だろう?ダイエット効果?自然との触れ合い?走りながら音楽を聴くこと?

それもあるかもしれない。でもきっと自分の記録を他人とのコミュニケーションで確かめ合い、語り合う。それも大きな楽しみではないでしょうか。

そこに目をつけて新しいジョギングの可能性を追求した企業があります。

NIKI ?そう、あの有名な靴メーカーの「ナイキ」です。

【クール・ランニング】

nikeplusの画面

10月22日タイム誌「グローバル・ビジネス」に「クール・ランニング」("Cool Runnings")と題して、アップルとナイキがジョギングと音楽とソーシャル・ネットワーキングを融合した新しいコンセプトの靴を創っていると報じています。クールですねえ。

Cool Runnings. Nike melds jogging, music, social networking - and Apple - to create a shoe that has many friends

僕自身はまったく知らなかったのですが、日本でも半年前から販売し、ジョギングを楽しむ人達の間ではブームが起こりつつあるようです。そのシステムの名前はNike+(ナイキ・プラス)。

Nike+

その仕組みとは?ナイキのジョギング・シューズにアップルと共同開発した小さなセンサーチップを入れて、iPod nanoを携帯してあなたの走りのスピードや距離、タイム、消費カロリーといったデータを収集させます。もちろん走っている間はそのデータを確認しながらiPodで音楽を聴いて楽しむ。そして走りを終えたらパソコンでこのジョギングシステム専用のサイトnikeplus.comに接続し、自分の記録を見たり、同じシステムを持っている近所の人達や世界中のナイキ・プラスとの交流を楽しむ。

今、そうやってジョギングを楽しんでいる人達は世界160ヶ国50万人。その友達の輪はどんどん広がっているのです。

【時代は変わる】

もちろん、このアップルの共同開発による新しいジョギングの仕組みを創り出したナイキ(Nike)はライバルのNew BalanceやAsics、Adidasを引き離し、米国でのジョギング・シューズのシェアを昨年の47.4%から56.7%まで伸ばしているのです。

Nikeの由来はギリシア神話の勝利の女神ニケ(Nike)。この言葉は、ローマでは勝利の語源になっているそうです。この共同開発プロジェクトの二社のコードネームはこれらの神話から採ってナイキをVictoria North、アップルをVictoria Southを呼んでいたそうです。クールですねえ。

世界を席巻した新しいコンセプトの音楽コミュニケーション機器(gadget)のiPod。世界中の人が同じものを持つことから新たな企業の挑戦があらゆるところで始まっています。これからはこの共同開発製品を皮切りにジョギングのコンセプトも大きく変わっていくでしょう。

世界は、時代は大きく変わっている。ボブ・デュランの曲「時代は変わる」("For the Times They're Changing")を彷彿とさせるニュースです。 

  遅いものも、後には早くなり
  「現在」はやがて「過去」になる
  秩序は消え去り
  今一番のものはやがて最後になる
  時代は変わっているのだから

(「時代は変わる」の一節から引用)

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《参考》

Nike+の公式ブログ

Nikeplus.comのサイト

テーマ:健康、美容、ダイエット - ジャンル:ヘルス・ダイエット

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