TIME誌で知る世界の時事ニュース
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時代は個人が主役に?YouTubeの革命
YouTubeの変貌】

すし屋

みなさん、日本のお寿司屋さんをコメディタッチで紹介したビデオ「鮨」ってご覧になったことありますか?あのビデオYouTubeに投稿されていたのですが、あまりのオモシロさにあっという間に世界中に広まり賞も取ったと聞いています。

YouTubeに掲載された「鮨」のビデオ映像

http://www.youtube.com/watch?v=0b75cl4-qRE

あれからYouTubeは日々刻々、もっと多様にもっと革命的に変化し続けています。一体どんな風に?

【普通の人がある日有名人に!】

YouTubeの時代

タイム誌11月20日号で2006年の発明大賞のひとつとしてYouTubeを選んでいます。( "the people's network"page.40 ) たった1年で、YouTubeは人と人とのネットワークを広げて、何百万人もの普通の人たちを映画俳優に変身させ、大金を生み出したのです。

the people's network - In one wild year, YouTube gave us macaca and lonlygirl15, turned millions into movie stars and make a billion bucks

たとえば、第二次大戦中レーダー技師だった79歳の英国のご隠居ピーターさんがYouTubeに投稿することで世界中で何百万人もの人が知る国際的なスターになっているのです。ピーターさんだけじゃない、世界中で我才能ありと思う人がどんどんYouTubeに自分の成果、自分の趣味、自分の思いを投稿して、それを見た数え切れないほどの人々がコメントし、批評し、そして高い評価を得る。

まさに地球市民のネットワーク。ブログやSNSのように文字と画像から一歩も二歩も進んだ世界。そこにある本物の世界に世界中の人たちが共感し、新しいスターがどんどん生まれているのです。そう映像はわかりやすく、世界共通だから。それにYouTubeが提供するのは「本物」(authenticity)、そこに大手メディアや大学教授や政治家や大スター達にはない「何か」、心の琴線に触れる何かを世界中の人々が感じている。これは凄い世界です。タイム誌が選んだとおり、きっと革命的な変化が次々に起こる予感がします。キーワードは「本物」です。

The videos may not be slick, but they're real - and anyway, slick is overrated. Slick is 2005. The yardstick on YouTube is authenticity.

【YouTubeの革命】

YouTubeはSteve Chen, Chad Hurley, Jawed Karimという20代の3人の若者が作り出したのですが、本人達の当初の意図を超えて大成功し、ついにあのグーグルが16億5千万ドル(約2千億円)で買収したのです。(グーグルは破格の安値で買ったかも・・・)
今や、1億近いビデオ画像を世界中に配信し、一日7万本ビデオが投稿されているのです。

これはウェブ2.0と世に言われている変化の最先端の動きです。そして誰にも次の展開が予測できない。地球そのもの、不特定多数の地球人のネットワークがグローバル・ブレインとなって新しい未知の旅立ちを始めている。

みなさんはYouTubeの興奮をもう味わいましたか?

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60年目の真実?アジアの英雄達
かなり長くなりました。我慢して読んで下さいね。

【タイムの選んだ60人】

061113TIMECover


11月13日号のタイム誌「アジアのヒーロー達の60年」("60 YEARS OF ASIAN HEROES")と題した60周年記念特集で、アジアにあって時代を創った人たちを掲載していてなかなか面白い。

ヒーロー達のカテゴリーは、国家建設、芸術と思想、ビジネスリーダー、アスリーツと冒険家、インスピレーション(精神的指導者か?)の五つ。

日本人が多いのはどのカテゴリーだと思いますか?

【多彩な顔のヒーロー達】

どのカテゴリーが少ないか、消去法で考えれば答えは導けるかもしれません。

アジアのヒーロー達


そう、ビジネスリーダーがトップで8人、次が芸術と思想で4人、そしてアスリーツと冒険家に1人。戦争の荒廃と植民地の呪縛からアジアを導いた政治的指導者と人々にインスピレーションを与える精神的指導者は皆無でした。それではその一部をご紹介しましょう。

※上記のタイム誌のイラストの中にも日本人は皆無!!! 悔しい!

先ずはビジネスリーダー。その顔ぶれは、アジア経済の奇跡を牽引したリーダー達はソニーの創業者盛田&井深コンビからヤフー創設に関わった台湾人のスタンフォード大学学生実業家ジェリー・ヤン(Jerry Yang)、 そして貧者への融資を可能にしたマイクロクレジット制度を軸にグラミン銀行を創設、その功績を認められてノーベル賞を受賞したバングラデシュのムハマド・ユヌス氏まで多彩だ。

日本人はソニーの盛田&井深コンビ、チキンラーメンからカップヌードルまで即席めんのグローバルスタンダードを創った日清食品会長安藤百福氏、世界のファッション界にアジアを認めさせたHanae Mori、Yohji Yamamoto、Issey Miyake 、Rei Kawakuboの四人、任天堂のビデオゲームのグルと崇められる宮本茂だ。

ビジネスの世界ではタイム誌は香港の李嘉誠氏をトップに持ってきているものの、日本がアジアをリードしていると言っていいだろう。

次に芸術&思想家。この世界でも日本人は頑張っている。トップは黒澤明。誰もが認めるところだろう。次に宮崎駿。建築の丹下健三に、指揮者の小澤征爾が続く。

アスリートと冒険家の中にひとり、王監督が入っているのにホッとした。ブルース・リー以外はインドのクリケット選手Sachin Tendulkarや中国の伝説の体操選手Li Ningなど僕にはなじみの薄い人が多いからだ。

そして政治的指導者日本人は皆無。そうだろう、インドのガンジーとネルー、フィリピンのアキノ元大統領、中国の小平、日本占領を指揮したマッカーサー、ベトナムのボー・グエン・ザップ将軍など歴史に残るような人物ばかり掲載されているからだ。日本にはこの60年、そんな指導者は輩出していない(!?)。

精神的指導者も同じ。ダライ・ラマからプミポン国王マザー・テレサなど世界的な人物ばかりが目立つ。本当にアジアのヒーロー達の多彩さに改めて驚く。

ヒーローが示す"この国のかたち"】

タイム誌がどういう基準でヒーロー達を選んでいるのか記事の中では詳しく明らかにしていないので不満を抱く人もあろう。

でもその判断基準に目をつぶって、このヒーロー達から何が見えてくるかを考えてみるのも面白い。そう、日本に限ってもヒーロー達から「この国のかたち」のようなものが見えてくる。
圧倒的に日本がこの60年間に自らのアイデンティティを確立し、アジアをリードしてきたのはヒーロー達が多く輩出しているビジネスと芸術の分野なのだ。特にマンガやアニメ、ゲームの世界で日本的精神を世界に広めているところは頼もしい。

反対に国家やアジアの政治をリードしてきた指導者には乏しく、精神的指導者にもなりえていない。スポーツ面でもまだまだだ。しかし今の若い人たちにはその実力や可能性のある人が出てきつつあるのではないだろうか。

ヒーロー達が示してくれたこの国のかたちを踏まえて、これから強みを伸ばし、弱みを補強する。明確な座標軸を国家も個人も持っていけばこれからの日本の未来は明るい。みなさんはどうおもわれますか?

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テーマ:国際ニュース - ジャンル:ニュース

魚のいない海
【タイム誌への投稿】

11月13日号のタイム誌の記事「何もいない海」("Oceans of Nothing")について、11月15日に投稿しましたので投稿内容を公開します。

Oceans of Nothing Page 26  TIME, November 13, 2006

“Oceans without fish are like cities without human beings!” A terrible thought hit me when I read your article on the study of seafood supply published in Science.

The conclusion of this study that fishermen will have nothing left to catch in about fifty years ahead is so stunning that some other scientists and industrial experts are critical and skeptical on that.

However, judging from the recent trend of climate change, pollution and overfishing, it is probable that the ocean ecosystem is deteriorating dramatically under the deep sea. Oceans are the very Mother Nature that directly link to human beings as the top of the pyramid in food chain. In that sense, we should not disregard the sincere warning from Canada.


≪拙訳≫

のいない海なんて人のいない都市のようだ」。そんな恐ろしい思いにとらわれたのは、僕がサイエンスに掲載されたという資源に関する研究についての貴記事を読んだ時だ。

およそ50年後には漁師が獲るがいなくなってしまうというその研究結果はあまりにも衝撃的なため、批判や疑念を抱く科学者や専門家達も出てきている。

しかし、最近の気候変動、環境汚染、それに乱獲の状況を見ても海洋の生態系が海の深いところで劇的に変化してきている可能性は高い。海というのは食物連鎖の頂点にある人間と直接つながっているマザー・ネイチャーの最たるものだ。だからこそ僕らはこのカナダからの真摯な警告を無視すべきではない。


≪参考≫

・僕のブログ記事「海から魚が消えていく」・・・2006年11月7日

・僕のブログ記事「マグロが消えていく」・・・2006年10月18日

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【追記】

今回は朝投稿したら数分後にいつものようにタイム誌から「採用するかもよ」という例のメールが届きました。しかし今回はあまりにも速攻。自動的に返信されているだけか・・・・ちょっとガッカリ。

Dear Reader,

Thank you for writing. We welcome timely, insightful reactions to material we have published, and we can assure you that your observations found an attentive audience among the editors. Should your comments be selected for the column, you will be notified in advance of publication. Again, our thanks for letting us hear from you. We hope that you will write again should you discover something of particular interest in the news or in our reporting of it.

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TIME Letters

テーマ:環境問題 - ジャンル:ニュース

マハティールは何処へ行く?
【突然の心臓発作】

あの有名なマハティール前首相が倒れたというニュースが飛び込んできた。

マハティール氏

マレーシアマハティール前首相(81)が9日午前、軽い心臓発作に見舞われて緊急入院した。病院関係者と二男のモクザニ氏がロイターに明らかにした。
マハティール前首相は2003年に引退するまで、22年間にわたってマレーシアの首相を務めていた。モクザニ氏によると、同前首相の容態は安定しているという。 (11月9日付ロイター)


最近、後継者のアブドラ首相を舌鋒鋭く批判していたあの元気なマハティール氏が倒れたなんて・・・・・病状が軽いことを祈っています。

【引退なんて何処吹く風?】

11月6日号のタイム誌「引退とは縁がない人」("Not the Retiring Type")というタイトルで、引退後の一時の沈黙を破って国の未来について後継首相を罵倒し始めたマハティール氏について取り上げている。

Malaysia's former leader, Mahatir Mohamad, is taking on his successor in a rancorous fight over the future of the nation

マハティール氏は81歳。普通の人ならもうとっくにご隠居さんになっている歳だが、この方はまだまだ引退なんて何処吹く風、タイム誌のインタビューでもアブドラ首相をこきおろして元気いっぱいだった。日本では少しスケールは小さいが中曽根元首相というところか。

本人が語るように、数々の巨大プロジェクトを進めてマレーシアを今のような産業国家に仕立て上げた功績は確かにある。そして目先の10年、20年ではなく、100年後を見ながら国家建設をしてきたというのも真実だろう。

When I do things, I think very far ahead, not 10 years, 20 years, [but] 100 years ahead.

しかし、より開かれた形でのグローバル経済のうねりの中、マハティール時代にマレーシアの影の部分、すなわち権力者の腐敗や身内びいきがはびこってきたのも事実なのだ。外国からの投資はそれらの影の部分に敏感に反応して最近減少している。

Festering problems like corruption, cronyism and nepotism have contributed to a drop in foreign direct investment in Malaysia - down 14% last year.

【本当に国を憂うなら】

不正を糾し、より平等なマレーシアを創るというスローガンのもとに国民の圧倒的な支持を得たアブドラ首相。その後、改革が遅々として進んでいないのは責められるべきかもしれないが、だからといって前任者がそれを罵倒することが問題の解決になるのだろうか? はなはだ疑問だ。
アブドラ首相



※写真はアブドラ首相

それどころかマハティール氏の今までの素晴らしい経歴に傷がつくことになるだけではないだろうか。マハティールさん、もう任せましょう。アブドラ氏のためにも、マレーシアのためにも、そして何よりあなた自身のためにも。

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PS3で起死回生なるか、ソニー
【いよいよ発売、PS3

次世代ゲームプレイステーション3がいよいよ発売された。

PS3発売

ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は11日、画質が一段と向上した次世代ゲーム機「プレイステーション(PS)3」を発売した。据え置き型としては2000年の「プレステ2」以来、約6年ぶりの新型機投入。量産化の遅れで当面は品薄が予想される中、一部の量販店では前日夜からゲームファンらが長蛇の列を作り、開店前から「完売御礼」の看板を掲げるほどの人気ぶりとなった。(11月11日付時事通信)

発売日の騒動は最近は企業側の一大広報戦略だと言っていい。本当に成功するかどうかはこれからなのだ。PS3は果たして傷ついたソニーを救えるのだろうか?

ソニーに立ちはだかるハードル】

11月13日号のタイム誌は、「ソニーはゲームを手に入れたか?」("HAS SONY GOT GAME?")というタイトルで、「今ソニーに必要なのは電池発火問題が収束に向かう中ブランド戦略が機能していることをPS3で証明することだ」という記事を書いている。

After extinguishing a battery scare, the company needs the new PS3 to prove that the brand's strategy works.

タイム誌はこの問題の核心はズバリ、PS3がストリンガーCEOの起死回生の切り札になるのか、この先何年もソニーの足をひっぱるハイテクの失敗作になるのかだ」として、ソニーにとっての課題を挙げている。

ひとつは重装備・高価格というPS3の弱点だ。すなわち、この一台でゲーム、映画鑑賞、インターネットができるマルチ機能を備え、高画質の画像を維持するために価格が高くなりすぎた点だ。もともと製造原価が10万円近いところを5万?6万に抑えて販売しているため、ある程度の市場シェアを獲得するまではゲーム部門は赤字操業なのだ。

Sony will probably lose $1.7billion selling PS3s in its 2007 fiscal year. Analysts for the Yankee Group estimate Sony spends $700 to $800 to make each PS3, crating a loss on every sale. The game division won't return to profitability until several million units have been sold.

同様の機能を備えながら価格が安い他社との競争は厳しい。そのあたりをタイム誌は消費者が選ぶ車種にたとえていて面白い。ソニー(PS3)はフェラーリ、マイクロソフトはポルシェ(XBOX360)、任天堂(Wii)はマツダだ。

Sony is also launching a Ferrari when a Porsche(the 360) or Mazda(Wii) may work fine for many families.

さらにPS3は、自社の次世代DVDの「ブルーレイ・ディスク(BD)」再生機に連動することになっており、ソニーと東芝がつばぜり合いを演じているDVD再生機能でどちらがデファクトスタンダードになるのかも消費者にとってはベータとVHSを連想させる不安材料だ。

ソニーにとっては、これらの高いハードルを乗り越えてはじめて明るい見通しが出てくるのだ。

【ユーザーの声が天の声】

ゲームマニアと違って一般のユーザーから見ると、最近のゲーム機はあまりに多機能、高価格化しすぎているというのが正直な感想ではないだろうか。だから任天堂DSのような「軽い」ゲーム機が爆発的に売れたりする現象が出てきたのだ。

複雑になればなるほど多くのユーザーは離れていくのが、多くの製品やサービスで見られる現象だというのも真実だ。

この際、ソニーは「高価格・高機能」ばかり追い求めるのではなく、原点回帰して「安くて、シンプル」というコンセプトの機種も考えてはどうだろうか。

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テーマ:■PLAYSTATION®3 - ジャンル:ゲーム

欧米を凌駕するアジアの科学?その2
【タイム誌への投稿】

10月30日号のタイム誌の記事「アジアの一大科学実験」("Asia's Great Science Experiment")について、11月6日に投稿しましたので投稿内容を公開します。

Asia’s Great Science Experiment Page 46  TIME, October 30, 2006

Your message is shocking for Americans and Europeans. Namely, Asian economies are not the only clear and future threat to the advanced ones as U.S. and Europe that they have long believed, but Science is another clear and present danger to them.

However, Asians, especially the Chinese, the Indians and the Koreans, should also stay sharp because the loose ethical codes and hasty ambitions by scientists and engineers in those countries could lead to a serious disaster in the future like the environment hazards spreading all across Asia now.

What is needed now for both Europeans and Asians is not to remain on the sidelines with each other but to act together to benefit from this global science innovation.

≪拙訳≫

貴記事は欧米人にはショッキングだ。すなわち、自分達が長い間進んでいると信じていた米国や欧州経済にとっての未来の脅威はアジア経済だけだと考えていたのに、サイエンス今そこにある危機だということを示したからだ。

しかし、アジア人、特に中国人やインド人、韓国人も油断は禁物だ。なぜなら、それらの国の緩い倫理規範や科学者・技術者の性急な功名心が今アジア中を覆っている環境破壊と同様に未来に重大な問題を引き起こすかもしれないからだ。

欧米人とアジア人双方に今必要なのはお互いを傍観することではなくて、この全地球規模のサイエンス革命から果実を得るべくお互いに協力しあうことなのだ。


【追記】

先日の朝、いつものようにタイム誌のGloriaさんから「採用するかもよ」という例のメールが届きました。11月6日号で採用してもらったので、またしばらくは難しいかなあ?。

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欧米を凌駕するアジアの科学
少し長くなりますので、最後までお付き合いくださいね。

【科学よ、お前もか!】

アジアからの変革の波は経済だけではなかった。サイエンスの世界でも欧米が脅威を感じるほどの変化の波がアジアに押し寄せているのだ。
061030TIMECover

10月30日号のタイム誌のカバーストーリー「アジアのサイエンス革命」("ASIA'S SCIENCE REVOLUTION")サイエンスの分野でもアジア人の才能と野心とマネーがアジアを変革の先進地にしようとしていると紹介している。

ASIA'S GREAT SCIENCE EXPERIMENT

A potent brew of talent, ambition and serious money are making the region a leader in innovation

アジアの記事というとHANNAH BEECH氏がよく出てくるのだが、アジア各地のタイム誌の特派員達との連携でよくアジアのサイエンスの実情を明らかにしており、欧米よ、このままで大丈夫か」といったニュアンスが感じられ読み応えのある記事に仕上がっている。

果たして、アジアのサイエンスはそれほど力をつけているのだろうか?

【経済力が後押し】

アジアの科学者

変革のには常にマネーが動いている。その震源地は中国、インド、韓国、そしてシンガポール

GDPに占めるR&D政府予算の規模(1995-2005年)は、米国、EU等は減少しているのに対し、中国では0.6%から1.3%と倍になっているのだ。GDP比での予算規模10傑には、イスラエル・スウェーデン・フィンランドに続き4位日本(3.15%)、6位韓国(2.64%)とアジアは二カ国だけだが、中国が猛チャージをかけてきているのだ。

To foster their dreams, Asian nations have dramatically increased their government spending.

もうひとつのパワー、それは人財だ。毎年大量の学生を欧米の大学に進学させている中国やインドでは、かつては研究施設も貧弱で研究成果も出しにくい母国に帰国する卒業生は少なかったが、急速な経済成長と政府の後押しで続々と立派な研究施設と帰国する研究者への待遇改善が進み、今では中国一国だけでも20万人近い科学関係の学位を取得した人たちが戻ってきて素晴らしい研究成果をあげつつあるのだ。

かつては日本でも頭脳流出が問題視されたことがあったが、今では前述のような「海がめ」研究者("Sea turtles" 一旦大海に出た亀が戻ってくる喩え。なかなかうまい言い方です)の頭脳奪還によりますます中国等のアジア諸国ではサイエンス勃興のエネルギーになっているのだ。

This brain gain has accelerated China's science drive.

【倫理規範と功へのあせり】

しかし、手放しで喜ぶのは早すぎる。欧米の大学で学位を取得した研究者が母国に帰ってくる理由の中には、中国やインド等では生命倫理の規範が緩く研究がしやすいこともあるとタイム誌は伝えている。これは由々しき問題だ。

そしてもうひとつは功を焦るあまりの研究者達のフライングだ。まだ記憶に新しいところでは今年1月の韓国ソウル大学の黄禹錫教授による胚(はい)性幹細胞(ES細胞)の研究ねつ造事件だ。そこには儒教思想の影響か年配を敬うあまり大教授にはものも言えない風土などアジア人特有の問題も潜んでいる。

アジア各国で深刻化する環境問題と同様に、マネーがある今だからこそ10年?20年先を見据えた研究開発のあり方、サイエンスの健全な発展をアジア人同士が連携してしっかり考えていくべきではないだろうか。そのために日本が果たせる分野は多いと思うがどうだろうか?

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勢力逆転!??米中間選挙
民主党、米議会奪還か?】

11月7日に迫った米中間選挙。世論調査によると民主党が少なくとも下院の過半数を奪還する可能性が高まっている。

米中間選挙を7日に控え、ロイターとゾグビーが実施した調査によると、下院でカギとなる共和党の現有議席15議席をめぐる争いで12人の民主党候補がリードしていることが分かった。
 支持率の差を2ケタでリードしている民主党候補は5人であるのに対し、共和党候補は1人にとどまった。
 共和党の現職議員9人のうち、民主党候補にリードされているのは7人。これまで共和党地盤で今回、新人候補が出馬している6選挙区のうち5選挙区でも民主党がリードしている。
 民主党が下院で過半数議席を確保するためには、現有議席に15議席を上積みする必要があるが、今回の調査で、共和党が1994年以来初めて過半数議席を失う可能性が高いことが示された。 (11月2日付ロイター)


この逆転をもたらそうとしている要因は何なのだろうか?

【ブッシュとイラク

11月6日号のタイム誌のカバーが「トップの孤独」("It's Lonely At the Top")と題してその要因を明らかにしている。ブッシュ大統領イラクだ。その表紙に身体半分表舞台から外れているブッシュ氏の姿。共和党からも信頼を失い、孤独なブッシュはタイム誌の言うようにまさに「ローン・レンジャー」なのだ。

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THE LONE RANGER

He's faltering in Iraq. He's out of favor with his own party. He's increasingly isolated. Why this U.S. election is all about George W.Bush and the world he's created.


僕ら日本人にもブッシュ大統領イラク政策は失敗だったというのはよくわかる。これ以上傷口を広げるなというのがアメリカの多くの市民感情なのだ。

Post/ABC世論調査によると、その市民の31%がブッシュへの不満を表す手立てとして今回の中間選挙に投票すると答えており、ブッシュ支持の17%と大きな開きが出ているのだ。

Post/ABC News Poll, 31% of those surveyed said they will use their congressional votes to register their opposition to Bush. By comparison, only 17% said they plan to use their vote to show support for Bush.

【頑固な政治家】

孤独なブッシュ大統領

それでもブッシュはイラクに固執している。この頑固さ(stubbornness)がある意味ブッシュの強さであり、9/11テロからブッシュ氏の考えは全く変わっていないという。しかし、国民の信頼を失ってはただの頑固親父になってしまう。

中間選挙の結果が出たら失敗は失敗と認めて、何が米国にとって、いや世界にとってベターな方法なのか早く見極めて方向転換を図ってもらいたい。

それともそれを本人に求めるのは無理なのだろうか。ブッシュ大統領の任期はあと二年続く。

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テーマ:アメリカ合衆国 - ジャンル:政治・経済

僕がタイム誌に投稿するワケ
【5度目のタイム誌掲載】

「なんでそんなにタイム誌にこだわるの?」

061016TIMECover

もうかれこれタイム誌との付き合いは20年以上になるのですが、タイム誌投稿しようと思い立ってからは11年になります。

最初は1996年3月。大蔵省の記事を見て「投稿してみたい」と思い立ち、ちょうどインターネットが普及し始めてメールでの投稿が可能になったこともあって新品のマックのパフォーマシリーズのパソコンでメールで投稿したところ、なんとタイム誌から返事が来て採用されたのです。もうびっくり仰天、狂喜乱舞でした。店頭でタイム誌を手にして自分の投稿文と名前を確かめたときのワクワク感。いまでも忘れられません。それが原体験です。

その後、昨年3月に思い立って投稿を再開。それから約1年7ヶ月の間に今回の採用も含めてトータル4回も採用されるなんて思いもしませんでした。

【タイム誌への思い】

それでは僕がタイム誌にこだわる理由をご説明します。

1.タイム誌が世界有数のクオリティ週刊誌だから

タイム誌は1923年に創刊されたアメリカの世界初のニュース雑誌であり、政治・経済・科学・エンターテインメントなどあらゆる情報を網羅し、世界の知識層が購読しているクオリティ・ペーパーとして知られています。どうせ読んで投稿するなら世界一のタイムと差しで勝負するというのが僕の考えです。

2.個人メディア(ブログ)のステータス・アップのために


今僕はブログを通して自分の記事、意見を公開しています。読んでいただいている方は少なくても、公表するからにはひとりよがりの意見ではなくある程度は信頼のおける意見だということを証明する必要があります。タイム誌への投稿がタイム誌の編集者から採用されれば僕の意見の信頼度が高まり、ブログのステータス・アップにもつながると期待しています。

3.飽くなき英語へのこだわりと挑戦のために

最後に、タイム誌の英語はその難解さ故に大方の英語学習者には厄介な存在と思われているのではないでしょうか。ニューズウィークのように日本語版もありません。そのタイム誌を読み、投稿するというのは双方向での挑戦です。これはたまりません。大和魂というか、博多っ子の魂というかそういうものを揺さぶります。元気を与えてくれるのです。

それとタイム誌の読者投稿欄"Letters"にあまりにも日本人の投稿が少ないことが僕のチャレンジ魂に火をつけたことも付け加えます。我ながらカッコいい(笑)
さらに英語を「学習」するというより、英語で世界に物申すというのが僕の目標なのです。一生学習し続けるのも大事ですが学習で終わったら空しい。だから常に英語で世界と対話することが目標なのです。

そういう機会を与えてくれるタイム誌に感謝するとともに、これからもタイム誌の胸を借りて精進していきたいと思っています。みなさんも一緒にやりましょう!

≪タイム誌への投稿記録≫

1.1996年3月11日号・・・ブログ記事「インターネットとタイム誌への投稿」

2.2005年4月11日号・・・ブログ記事「タイム誌への掲載文と原文の違い」

3.2006年5月29日号・・・ブログ記事「訂正?タイムへの投稿文」

4.2006年7月31日号・・・ブログ記事「緊急特報!?タイム誌に投稿文掲載?その2」

5.2006年11月6日号・・・ブログ記事「タイムへの挑戦の証?投稿文掲載!! 」


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テーマ:時事ニュース - ジャンル:ニュース

モロッコ砂漠のはずれ?マラケシュ
【「カサブランカ」の国】

モロッコのホテル

モロッコといえばカサブランカ。あのイングリッド・バーグマンハンフリー・ボガードが大人の恋を演じきった街だ。そのカサブランカにはあの映画の面影はなく、近代的なビルが立ち並んでいるそうだが、そのモロッコにもうひとつエキゾチックで旅心をそそる街があるのをタイム誌が教えてくれた。

※10月30日号タイム誌"TIME GLOBAL ADVISER"の記事"TIME TRAVELER -THE DESSERT'S EDGE"(「タイム・トラベラー 砂漠の果て」)

それはマラケシュ(Marrakech)。僕はその名前を聞いたこともなかったので、グーグル・アースにマラケシュと入力して検索したところ、アメリカのイリノイ州にある地名が出てきた。そんなはずはないと記事を確かめたら、「モロッコのマラケシュ」と分かって再入力。ようやく場所を突き止めた。

【エキゾチックな赤い街の魅力】

タイム誌にもあるようにかつてはヒッピーの聖地と呼ばれるほど世界中からヒッピーが集まってきていたこの街は、町全体が赤い色をしていることから別名「赤い街」と呼ばれるサハラ砂漠入り口のオアシス都市だ。

今ではヒッピー達の溜まり場ではなく、メディナの豊かな色彩と欧州のハイセンスな感覚が溶け合った高級なデザインのインテリアのショーケースとして装いを新たにしている。

Once a haven for hippies, Marrakech has outgrown that phase along with its visitors. Today, it's a showcase of high design, mixing Euro cool with the medina's rich colors.

JNANE TAMSNA

タイム誌が紹介するいくつかの宿泊ホテルのサイトを訪れるとその意味が本当によくわかる。イスラムのエキゾチックなムードとヨーロッパが融合した文化的な洗練さみたいのものが部屋中に漂っている。

ものすごく行って見たい衝動にかられるけれど、行きたいところがありすぎてやっぱ行けないかなあ?。

興味はあっても僕と同じく忙しくて行けそうにない方、ホテルのサイトでしばしモロッコの雰囲気を味わってはいかがですか?


マラケシュのホテルのサイト≫

1. JNANE TAMSNA

2.LE FOUNDOUK RESTAURANT

3.MAISON ARABE

4.VILLA MAROC

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テーマ:アフリカ - ジャンル:海外情報

ブレない安部首相への評価
憲法改正への道】

外国メディアとのインタビューで安倍首相が久しぶりに憲法改正に言及した。

国会

 安倍首相は31日、首相官邸で米CNNテレビと英紙フィナンシャル・タイムズのインタビューに個別に応じた。内閣広報室によると、首相はインタビューで、憲法改正について「自民党総裁任期は3年で2期までしか務められない。自分の任期中に憲法改正を目指したい」と述べ、今後6年間に自らの手で憲法改正の実現を目指す考えを示した。
 また、「時代にそぐわない条文として典型的なものは9条だ。日本を守る観点や、国際貢献を行う上で改正すべきだ」と述べ、9条改正の必要性を指摘した。
 安倍首相は就任後、憲法改正について所信表明演説で「与野党で議論が深められ、方向性が出てくることを願う」と述べるなど、踏み込んだ発言を控えていた。 (11月1日付読売新聞)


首相就任後1カ月あまり憲法改正等への言及を控えていた安倍首相。この1カ月で首相に対する巷の評価はどうなったのだろうか?

【落ち着いて本領発揮?】

就任早々から北朝鮮核実験という予想外の「国難」をソツなく切り抜けただけでなく、タイミングのいいことに小泉政権の負の遺産だった中国・韓国との険悪な関係を自らの電撃的な訪問で和解に導くという大舞台をもきっちりこなしたのだ。

中国で閲兵する安倍首相

10月30日号のタイム誌は、「本領発揮」("HITTING HIS STRIDE")というタイトルで韓国訪問中だった安倍首相北朝鮮核実験の報にたじろぐどころか、絶対ひるまないぞという確固たる姿勢を見せつけた事を素直に評価している。

Amid a nuclear crisis, Shinzo Abe has handled his first weeks as Japan's leader with great aplomb.

シーファー米国大使の言葉を借りれば、「幸先のいいスタートを切った」というのが安倍首相の応援派、批判派共々のとりあえずの評価なのだ。

"I think he's off to a fast start." U.S.Ambassador Thomas Schieffer said last week.

安倍首相にこんな「晴れの舞台」を提供してくれたキム・ジョンイル総書記に首相は足を向けては寝れないくらいだ。

【正念場はこれから】

しかし、正念場はこれからだ。安倍首相は強くて美しい国を目指していると常々語っているが本物の国力とは、

1.確固たる国家の理念 ⇒憲法

2.しっかりした経済力

3.世界から信頼される高い文化度

4.自由でオープンな言論⇒批判を許す寛容さ

5.したたかな外交力

6.上記に裏打ちされた軍事力


だと僕は思う。特に戦前の日本のように言論統制と秘密主義がはびこれば巨大な軍事力も張子の虎になるのは自明だ。それだけ自由な言論は国家の強さ・美しさには必須だと思う。

安倍首相がこれから本当に憲法改正を目指すのならば、まずは自由な言論としっかりした経済力を担保するのが本物の仕事ではないか。どうも軍事ばかりに気をとられているのではないかという疑念がつきまとうと思うのは僕だけだろうか?

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タイムへの挑戦の証?投稿文掲載!!
【5度目の採用!!!】

タイム誌がまた僕の投稿文を採用してくれました。嬉しいなあ。その投稿文がオンライン版のタイム誌アジア版にすでに掲載されていましたのでお知らせします。今回が5度目の採用となります。

※10月31日号オンライン・タイム誌アジア版"Letters"をクリックしてください。

This is déjà vu, I said to myself when I saw the pictures of a flood of trash floating on a Jakarta river and bike commuters wearing masks to protect themselves from toxic diesel fumes in Kanpur, India. Those are the same scenes we saw in Kitakyushu and other cities in the 1960s and '70s, when Japan was notorious as the archipelago of kogai, or environmental disruption. I was one of the victims of the choking smog at that time. Asians are starting to put more pressure on their governments to tackle staggering environmental problems, but time is running out. Having seen Japan recover from its environmental mess, I am confident the country can help clean up the rest of Asia. I urge our Asian friends to demand without hesitation a helping hand from Japan.
XXXX XXXXX
Fukuoka, Japan

≪拙訳≫
「これは以前見たことがある!」僕がそうつぶやいたのは、ジャカルタの川に流れる膨大な量のごみと、インドのカンプールで大気汚染を避けてマスクをして自転車を走らせる人々を見たときだった。それは60年代から70年代にかけて日本が「公害」あるいは環境破壊列島として悪名を轟かせたときに北九州市や他の都市で見た光景そのものだ。僕もあのときいつも息が詰まるようなスモッグを吸っていた犠牲者のひとりだったのだ。

アジアの人々はこの信じがたい環境問題に取り組むよう政府に圧力をかけ始めているが、そのための時間はなくなりつつある。日本が環境破壊から抜け出したのを目の当たりにしたが故に、僕は日本が他のアジア諸国を手助けできると確信している。だから僕はアジアの友人たちは躊躇することなく、日本に救いの手を差し伸べるよう要求してほしいと思っている。


【投稿文の原文】

今回はほとんど僕の投稿した原文が生かされていました。嬉しいですね。文法やら表現といった問題よりも中身を評価してくれたんだと思います。ありがとう、タイムの編集者さん。以下にもう一度僕の原文を載せますのでオンライン版に掲載された文章と見比べてみてください。そして出来ましたら、お近くの書店で印刷されたタイム誌の"Letters"欄を手にとってもう一度見てくださいね。

Visions of Green Page 26  TIME, October 9, 2006

061009TIMECover

“This is a Déjà vu!”. I shouted to myself when I saw the pictures in your article of many bike commuters with masks to avoid heavy toxic at the street of Kanpur, India and a flood of junk trash floating on Jakarta river.

Yes, those are just the same as the scenes in Kitakyushu and other cities in the 60’s and 70’s when Japan became notorious as the archipelago of “Kogai”. I was one of the victims to inhale the choking smog very often at that time.

It is true that the more Asian people get higher income and feel inconvenienced by pollution, the more pressure the governments of those regions get to improve the staggering environment. But the time is running out to save it.

As one of the Japanese who experienced both rapid economic growth and Kogai proliferation decades ago, I am confident that Japan can contribute greatly to the improvement of the deteriorating environments all across Asia and urge Asian friends to further demand our helping hands without hesitation.


≪拙訳≫

「これは以前見たことがある!」僕がそう叫んだのは、タイム誌の記事にある二つの写真、インドのカンプールのストリートで大気汚染を避けてマスクをして自転車を走らせる人々そしてジャカルタの川に流れる膨大な量のごみを見たときだった。

そう、これは60年代から70年代にかけて日本が公害列島として悪名を轟かせたときに北九州市や他の都市で見た光景そのものだ。僕もあのときいつも息が詰まるようなスモッグを吸っていた犠牲者だった。

もちろん、アジアの人々の所得が増え汚染に不快感を抱くようになればなるほど、その地域の政府への環境汚染への改善を促す圧力は大きくなっていく。しかし環境を救うための時間には限りがある。

数十年前にすでに急速な経済成長と公害の拡散両方を経験した日本人のひとりとして、自信を持って言えるのは日本はアジア全体で破壊が進む環境を改善するのに大いに貢献できるし、アジアの人たちには躊躇することなく、もっともっと日本に救いの手を差し伸べるよう要求してほしいということだ。


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途上国の子供達を救え!!?その2
【タイム誌への投稿】

10月16日号のタイム誌の記事「シンプルな処方箋」("A Simple Solution")について、10月24日に投稿しましたので投稿内容を公開します。

061016TIMECover

Sensationalism sometimes covers the truth behind the norm believed by many people on earth. So long I have had little doubt that the main killers of children in the developing countries such as India, Bangladesh, and Ethiopia are the avian flu, HIV and starvation until your article gave me an awakening fact of diarrheal diseases as the grave cause of many deaths of those poor children over there.

What is more striking for me is that only a pinch of sugar and salt with clean water can be available for them to revive. I do appreciate your effort to let us know this simple solution for the survival of the children in those countries and do hope as many governments, world organizations and celebrities all over the world as possible realize the importance of this simple solution and mobilize the needed fund as early as possible.

≪拙訳≫

センセーショナリズムは時にこの地球の大勢の人たちが信じている常識の背後にある真実を覆い隠すことがある。長い間、僕はインドやバングラデシュ、エチオピアといった途上国の子供達を死に至らしめている大きな原因が鳥インフルエンザやエイズや飢餓だと信じて疑いませんでしたが、貴記事を読んでそれらの国々のかわいそうな子供達が多数下痢によって亡くなっていく事を知り目を覚ましました。

もっと驚いたのはたった一握りの砂糖と塩と綺麗な水があるだけで子供達を救うことが出来るということでした。途上国の子供達を救うこの簡便な方法を知らしめてくれた貴記事に本当に敬意を表するとともに、できるだけ多くの世界中の政府、国際機関、著名人たちがこの解決法に目覚めて、できるだけ早く必要な資金を集めることを希望するばかりです。


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