TIME誌で知る世界の時事ニュース
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プラス思考と既得権益?日米野球考
【松坂渡米の衝撃】

松坂投手

からに変わった松坂投手のユニフォーム。それだけではない。米国ではDice-K(ダイス・ケー、アメリカでの松坂のニックネーム)と呼ばれている松坂が所沢からボストンに本拠を移して以来、日本球界と米大リーグの格差問題は日に日に大きくなっているようだ。一体、何が両球界の明暗を分けているのだろうか?

【大物選手の日本離れと問題山積の日本球界】

4月2日号タイム誌のコラム「東京からの葉書」(Postcard:Tokyo)で、ブライアン・ウォルシュ記者は「スーパースターよ、サヨナラ」と題して松坂に見切りをつけられた落日の日本プロ野球界の抱える問題に言及している。

The defection of a Boston-bound pitcher is just the latest challenge facing the moribound japanese pro baseball league. Saying sayonara to a superstar

松坂だけでなく、イチロー、城島、松井をはじめとする日本のスター選手は続々とアメリカに渡っている。スポーツ紙にも連日大リーグでの日本選手の活躍が踊っている。

ウォルシュ記者が書いているように、かつて人気を誇った巨人は低視聴率に悩み、大輔を送り出した西武は51百万ドルの松坂移籍金で赤字を埋め合わせ、一息ついたと思ったら、ドラフト制度の抜け道を狙ってアマチュア選手を金で繋ぎ止める裏金問題の発覚だ。これなど単に西武球団にとどまらず日本のプロ野球界全体に大きなダメージとなるだろう。

The Lions could be facing harsh penalties, like losing their spot in the draft for a year or more, but the greater damage is to the club's reputation and that of Japanese baseball.

もっと構造的には、外国人選手の制限や外資の参入制限など保護主義の殻に閉じこもり、自ら市場を狭める一部オーナー達の古い体質が背後にある。

【活況を呈する米大リーグ

では、何故米大リーグはそれほど日本の大物選手を惹きつけるのか?選手にとってはやはり野球の殿堂としての大リーグの魅力とビックマネーだ。

それに加えて米大リーグの世界戦略だろう。4月1日の日経新聞一面に「米スポーツビジネス?アジア開拓 急ピッチ」と題して、日本や中国、台湾などアジア戦略を強化し、一気にマーケット拡大を目指すしたたかな米大リーグの強気の背景を探っている。

記事によると、その攻勢を支えるのは興行の成功。昨季の観客動員数約7600万人と過去最高を三年連続更新。さらに球界の全体収入は52億ドル(約6千億円)に達したという。

さらに、野球を面白くするために富裕な球団から貧しい球団への収入再配分制を取り入れ、過去7年間に7球団がワールドシリーズ王者になったという。こういう大リーグとしての企業努力が市場拡大に結びついているのだ。

このまま行けば日本野球はアメリカ大リーグの二軍、三軍、いやアジアの中国や台湾などの新興組にも負けてしまう日が早晩来るのではないか?そう思ってしまう。

1871年に日本に野球が伝えられて以来137年近い年月を経て、少年野球や高校野球、社会人野球からプロ野球まで全国津々浦々まで「日本の野球」は国民的スポーツとして完全に定着している。こんな素晴らしいスポーツに磨きをかけ、日本選手が米大リーグに修行に行っても、また戻って来たいと思えるものに是非してほしいものだ。みなさんはどう思われますか?

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テーマ:プロ野球 - ジャンル:スポーツ

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