TIME誌で知る世界の時事ニュース
「TIME誌で知る世界の時事ニュース」は週に一度は世界的な週間雑誌TIME誌を題材にした記事を博多っ子の独自の視点で解説・提供するニュース発信ブログです。TIME誌へ投稿もします。
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魚のいない海
【タイム誌への投稿】

11月13日号のタイム誌の記事「何もいない海」("Oceans of Nothing")について、11月15日に投稿しましたので投稿内容を公開します。

Oceans of Nothing Page 26  TIME, November 13, 2006

“Oceans without fish are like cities without human beings!” A terrible thought hit me when I read your article on the study of seafood supply published in Science.

The conclusion of this study that fishermen will have nothing left to catch in about fifty years ahead is so stunning that some other scientists and industrial experts are critical and skeptical on that.

However, judging from the recent trend of climate change, pollution and overfishing, it is probable that the ocean ecosystem is deteriorating dramatically under the deep sea. Oceans are the very Mother Nature that directly link to human beings as the top of the pyramid in food chain. In that sense, we should not disregard the sincere warning from Canada.


≪拙訳≫

のいない海なんて人のいない都市のようだ」。そんな恐ろしい思いにとらわれたのは、僕がサイエンスに掲載されたという資源に関する研究についての貴記事を読んだ時だ。

およそ50年後には漁師が獲るがいなくなってしまうというその研究結果はあまりにも衝撃的なため、批判や疑念を抱く科学者や専門家達も出てきている。

しかし、最近の気候変動、環境汚染、それに乱獲の状況を見ても海洋の生態系が海の深いところで劇的に変化してきている可能性は高い。海というのは食物連鎖の頂点にある人間と直接つながっているマザー・ネイチャーの最たるものだ。だからこそ僕らはこのカナダからの真摯な警告を無視すべきではない。


≪参考≫

・僕のブログ記事「海から魚が消えていく」・・・2006年11月7日

・僕のブログ記事「マグロが消えていく」・・・2006年10月18日

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【追記】

今回は朝投稿したら数分後にいつものようにタイム誌から「採用するかもよ」という例のメールが届きました。しかし今回はあまりにも速攻。自動的に返信されているだけか・・・・ちょっとガッカリ。

Dear Reader,

Thank you for writing. We welcome timely, insightful reactions to material we have published, and we can assure you that your observations found an attentive audience among the editors. Should your comments be selected for the column, you will be notified in advance of publication. Again, our thanks for letting us hear from you. We hope that you will write again should you discover something of particular interest in the news or in our reporting of it.

Best wishes.


TIME Letters
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深刻化するアジアの環境破壊
【いつか見た光景】

061009TIMECover

これはいつか見た光景ではないか?10月9日号のタイム誌アジアの環境に関する一連の特別レポートに掲載された写真を見て思わず絶句した。

※タイム誌特別レポート「アジアの環境」"Asia's Environment"

マスクを巻いて自転車に乗る人々、ゴミだらけの川、工場の煙突から立ち上る噴煙・・・・60年代から70年代に公害という名で日本列島を覆った光景だ。

80年代でさえ首都東京にも光化学スモッグ警報が煩雑に発令され、慌てて窓を閉めていたことを思い出す。

【広がる環境破壊

ここ数十年、アジアは急速な経済発展を遂げたものの、それによって支払った環境に対する代償もまたとてつもなく大きなものだった。アジアの環境はまさに瀕死の状態にあるのだ。

After decades of rapid economic growth, Asia's environment is at a tipping point.

Sea of Troubles

急成長を遂げるインドでも大気汚染のひどさで世界7位という汚名をつけられた都市カンプール(Kanpur)。

ジャカルタの川"Angke River"にはあらゆるゴミが捨てられヘドロと化している。

アジアの地図は、中国やインドなどの汚染都市の黒点とベトナムやインドネシアなどの森林破壊・砂漠化を示す赤や橙色の斑点に汚れ環境汚染という病が重症であることを示している。

一体解決の糸口はあるのだろうか?


【希望の灯を日本から】

救いはある。タイム誌が書いているように、人々は所得水準が向上して、たとえば1人当たりGDPが5千ドル以上になると、汚染や環境破壊に不快感を覚え政府にその改善を要求し始めるのだという。

"You have the phenomenon of people with higher incomes feeling inconvenienced by pollution and wanting the government to spend money to fix it", says Finamore.

かつてのロンドンでもロサンゼルスでも市民が大気汚染を止めたのだ。この日本の北九州でも多くの主婦が大気汚染のあまりのひどさに立ち上がったことが現在の環境都市としての再生の出発点だったのだ。

しかし、環境汚染を食い止めるための時間は限られている。経済成長による人々の目覚めを待てるのか、その前に汚染が進みどうしようもない状況に追い込まれるのか、選択するのはアジアの市民、そして率先して解決に努力しなければならないのは僕達日本だ。

アジアの人々はそれを待っている。

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