TIME誌で知る世界の時事ニュース
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成金ロシア人の行き先
【波紋広がるロシア元スパイ殺害事件】

ロシア人のアレクサンドル・リトビネンコ氏殺害事件は放射線物質の痕跡を追跡していく過程でドイツをはじめ欧州各地にまで波紋が広がっている。

リトビネンコ氏

ロシア情報機関員アレクサンドル・リトビネンコ氏殺害事件で、ドイツ警察当局は11日、同氏が倒れる直前に接触があったロシア人実業家ドミトリー・コフトン氏のハンブルクに住む前妻と彼女の1歳と3歳の子供、さらに前妻のボーイフレンドから放射線物質ポロニウム210の痕跡が検出されたことを明らかにした。
 独メディアによれば、見つかったのは前妻の上着などからで、ポロニウムが体内に入ったかどうかなどを病院で詳しく検査している。(12月12日付時事通信)


事件の顛末はさておき、海外のロシア人のもうひとつの顔が浮かび上がってきた。

ロンドンロシア人たち】

共産主義の権化だった旧ソ連が崩壊して出来たロシアは今もともとの資本主義国顔負けの成金が多数輩出して海外でもいたるところで活躍していると聞く。もちろん石油等の天然資源を豊富に持つロシア経済の復権がその背景にあるのはご存知のとおりだ。

ロンドン

そのロシアがここ数週間リトビネンコ氏殺害事件で注目を浴びているが、その舞台となったロンドンに大勢の成金ロシア人が出没していることはあまり知られていない。

12月11日号のタイム誌ロンドンからの便り」("Letter From London")のコーナーで「ロシア人たちの企み」("What are all those Russians up to?")と題して今回の元スパイ毒殺事件がロンドンの不可解な移民エリート達に対する懸念を広げていると伝えている。

What are all those Russians up to?

The poisoning of an ex-spy sows doubt about the city's mysterious emigre elite

タイム誌によると、ロンドンには多くのロシア人の大物、成金が住んでいるという。もちろん、その理由といえばロンドンほど安全で商売がしやすく、モスクワからも近い場所はないと彼らが考えているからだ。

そんなロシア人たちのロンドン人気を反映するように、ロンドンにはロシア語の新聞が4紙もあり、ロシア語の週刊誌もある。それだけではない。今年になってロシア人達はあの不動産会社のサビル(Savills)から9百万ドル以上もするセントラル・ロンドンの不動産の4分の一を買ったのだ。

Russians bought a quarter of the central-London properties priced above $9 million that the firm Savills sold this year

【国際都市の懐の深さ】

世界の金と情報が集まる国際都市ロンドン。アメリカの銀行家、アラブの王族、香港の資本家と国境を問わずマネーを求めて世界中からあらゆる人種が集まってくる。飛ぶ鳥を落とすような勢いがあるBRICSの一角ロシアの成金がロンドンに照準を定めてくるのは当然と言えば当然の話だ。

それにしても意外な事件から意外なロンドンの顔、懐の深さが見えた。果たして、国際都市といわれる東京にここまでのふところの深さがあるだろうか?

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