TIME誌で知る世界の時事ニュース
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デジカメの落日?
【縮小するデジカメ市場】

デジカメ市場

デジカメ市場がこれからみるみるうちに縮小していく。8月21日号のタイム誌は、ビジネス記事「生き残りをかけて闘うデジカメ」の中で、どうやったら顧客に買い続けてもらえるのか、大デジカメ・メーカーはすばやい対応を迫られていると書いている。

THE DIGITAL CAMERA FIGHTS FOR SURVIVAL ? How do you keep customers buying technology they already own? The big camera makers need to find out ?fast

97年にヒットしたデジカメは9年で三億台を売る巨大市場に成長、日米の全家庭の半分、欧州でも41%がデジカメを持つほどになり、従来市場の主流だったポラロイドは撤退、コダックフィルムカメラの生産を取りやめた。しかし、今度はそのデジカメ自身が消滅の危機にさらされようとしているのだ。

好調なデジカメ市場で何が起こっているのか?

【マーケットの縮小と熾烈な競争】

デジカメ展示

市場調査の専門会社IDCによると、今年の世界の消費者のデジカメ購入は昨年同時期より10%増加するという。一見伸びているようだが、実際は2003年が73%、2004年が51%、2005年が27%の増加だったことから比べると大幅な増加率の低下が起きているのだ。このままいくと、2009年にも市場の伸びは止まり2011年には縮小し始めるという。

もちろん市場の縮小と相俟ってデジカメのメーカーの利益もこれからどんどん縮小していく。すでにコニカ・ミノルタは撤退。京セラもデジカメから2004年に撤退している。東芝もしかり。

メーカーも手をこまねいているわけではない。そのひとつが画素数。しかし、もう緻密すぎて人の目では判別できないほどになって購買意欲はもう減退気味だ。

それから大手のニコンキャノンデジカメの一眼レフというマニア向きの高額商品で勝負しようとしているが、あまりにも高額・精密すぎてあまり市場拡大には期待薄と見る向きもある。富士フィルムやコダックは写真のプリントアウト需要に期待をかけているが、これもそもそもデジカメ写真を印刷する消費者が少ないことがネックとなっている。

【デジカメはどこに行くのか】

こうして見ると、デジカメ・メーカーの生き残りに向けた競争はますます熾烈になっていくだろうということが容易に想像できる。

それにしてもたった10年もしないうちに旧来のカメラはほとんどデジカメに取って代わられた。そして、今度はあと数年もたたないうちにさらに大きなうねりがデジカメ・メーカーを席巻しようとしているのだ。

これはデジカメや他の家電製品に限らず、あらゆる商品やサービスに起こっている加速度的な変化だろう。人々の飽くなき欲求とそれを満たすべく際限なく高度化する技術革新。もしかしたら、デジカメは際限ない欲望に押しつぶされて、限りなくアナログのカメラに逆流していくのかも知れない。

そのとき果たしてどのメーカーが生き残っているのだろうか?みなさんはどう思われますか?

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テーマ:経済 - ジャンル:政治・経済

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