TIME誌で知る世界の時事ニュース
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60年目の真実?アジアの英雄達
かなり長くなりました。我慢して読んで下さいね。

【タイムの選んだ60人】

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11月13日号のタイム誌「アジアのヒーロー達の60年」("60 YEARS OF ASIAN HEROES")と題した60周年記念特集で、アジアにあって時代を創った人たちを掲載していてなかなか面白い。

ヒーロー達のカテゴリーは、国家建設、芸術と思想、ビジネスリーダー、アスリーツと冒険家、インスピレーション(精神的指導者か?)の五つ。

日本人が多いのはどのカテゴリーだと思いますか?

【多彩な顔のヒーロー達】

どのカテゴリーが少ないか、消去法で考えれば答えは導けるかもしれません。

アジアのヒーロー達


そう、ビジネスリーダーがトップで8人、次が芸術と思想で4人、そしてアスリーツと冒険家に1人。戦争の荒廃と植民地の呪縛からアジアを導いた政治的指導者と人々にインスピレーションを与える精神的指導者は皆無でした。それではその一部をご紹介しましょう。

※上記のタイム誌のイラストの中にも日本人は皆無!!! 悔しい!

先ずはビジネスリーダー。その顔ぶれは、アジア経済の奇跡を牽引したリーダー達はソニーの創業者盛田&井深コンビからヤフー創設に関わった台湾人のスタンフォード大学学生実業家ジェリー・ヤン(Jerry Yang)、 そして貧者への融資を可能にしたマイクロクレジット制度を軸にグラミン銀行を創設、その功績を認められてノーベル賞を受賞したバングラデシュのムハマド・ユヌス氏まで多彩だ。

日本人はソニーの盛田&井深コンビ、チキンラーメンからカップヌードルまで即席めんのグローバルスタンダードを創った日清食品会長安藤百福氏、世界のファッション界にアジアを認めさせたHanae Mori、Yohji Yamamoto、Issey Miyake 、Rei Kawakuboの四人、任天堂のビデオゲームのグルと崇められる宮本茂だ。

ビジネスの世界ではタイム誌は香港の李嘉誠氏をトップに持ってきているものの、日本がアジアをリードしていると言っていいだろう。

次に芸術&思想家。この世界でも日本人は頑張っている。トップは黒澤明。誰もが認めるところだろう。次に宮崎駿。建築の丹下健三に、指揮者の小澤征爾が続く。

アスリートと冒険家の中にひとり、王監督が入っているのにホッとした。ブルース・リー以外はインドのクリケット選手Sachin Tendulkarや中国の伝説の体操選手Li Ningなど僕にはなじみの薄い人が多いからだ。

そして政治的指導者日本人は皆無。そうだろう、インドのガンジーとネルー、フィリピンのアキノ元大統領、中国の小平、日本占領を指揮したマッカーサー、ベトナムのボー・グエン・ザップ将軍など歴史に残るような人物ばかり掲載されているからだ。日本にはこの60年、そんな指導者は輩出していない(!?)。

精神的指導者も同じ。ダライ・ラマからプミポン国王マザー・テレサなど世界的な人物ばかりが目立つ。本当にアジアのヒーロー達の多彩さに改めて驚く。

ヒーローが示す"この国のかたち"】

タイム誌がどういう基準でヒーロー達を選んでいるのか記事の中では詳しく明らかにしていないので不満を抱く人もあろう。

でもその判断基準に目をつぶって、このヒーロー達から何が見えてくるかを考えてみるのも面白い。そう、日本に限ってもヒーロー達から「この国のかたち」のようなものが見えてくる。
圧倒的に日本がこの60年間に自らのアイデンティティを確立し、アジアをリードしてきたのはヒーロー達が多く輩出しているビジネスと芸術の分野なのだ。特にマンガやアニメ、ゲームの世界で日本的精神を世界に広めているところは頼もしい。

反対に国家やアジアの政治をリードしてきた指導者には乏しく、精神的指導者にもなりえていない。スポーツ面でもまだまだだ。しかし今の若い人たちにはその実力や可能性のある人が出てきつつあるのではないだろうか。

ヒーロー達が示してくれたこの国のかたちを踏まえて、これから強みを伸ばし、弱みを補強する。明確な座標軸を国家も個人も持っていけばこれからの日本の未来は明るい。みなさんはどうおもわれますか?

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