TIME誌で知る世界の時事ニュース
「TIME誌で知る世界の時事ニュース」は週に一度は世界的な週間雑誌TIME誌を題材にした記事を博多っ子の独自の視点で解説・提供するニュース発信ブログです。TIME誌へ投稿もします。
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タイムへの挑戦の証?投稿文掲載!!
【5度目の採用!!!】

タイム誌がまた僕の投稿文を採用してくれました。嬉しいなあ。その投稿文がオンライン版のタイム誌アジア版にすでに掲載されていましたのでお知らせします。今回が5度目の採用となります。

※10月31日号オンライン・タイム誌アジア版"Letters"をクリックしてください。

This is déjà vu, I said to myself when I saw the pictures of a flood of trash floating on a Jakarta river and bike commuters wearing masks to protect themselves from toxic diesel fumes in Kanpur, India. Those are the same scenes we saw in Kitakyushu and other cities in the 1960s and '70s, when Japan was notorious as the archipelago of kogai, or environmental disruption. I was one of the victims of the choking smog at that time. Asians are starting to put more pressure on their governments to tackle staggering environmental problems, but time is running out. Having seen Japan recover from its environmental mess, I am confident the country can help clean up the rest of Asia. I urge our Asian friends to demand without hesitation a helping hand from Japan.
XXXX XXXXX
Fukuoka, Japan

≪拙訳≫
「これは以前見たことがある!」僕がそうつぶやいたのは、ジャカルタの川に流れる膨大な量のごみと、インドのカンプールで大気汚染を避けてマスクをして自転車を走らせる人々を見たときだった。それは60年代から70年代にかけて日本が「公害」あるいは環境破壊列島として悪名を轟かせたときに北九州市や他の都市で見た光景そのものだ。僕もあのときいつも息が詰まるようなスモッグを吸っていた犠牲者のひとりだったのだ。

アジアの人々はこの信じがたい環境問題に取り組むよう政府に圧力をかけ始めているが、そのための時間はなくなりつつある。日本が環境破壊から抜け出したのを目の当たりにしたが故に、僕は日本が他のアジア諸国を手助けできると確信している。だから僕はアジアの友人たちは躊躇することなく、日本に救いの手を差し伸べるよう要求してほしいと思っている。


【投稿文の原文】

今回はほとんど僕の投稿した原文が生かされていました。嬉しいですね。文法やら表現といった問題よりも中身を評価してくれたんだと思います。ありがとう、タイムの編集者さん。以下にもう一度僕の原文を載せますのでオンライン版に掲載された文章と見比べてみてください。そして出来ましたら、お近くの書店で印刷されたタイム誌の"Letters"欄を手にとってもう一度見てくださいね。

Visions of Green Page 26  TIME, October 9, 2006

061009TIMECover

“This is a Déjà vu!”. I shouted to myself when I saw the pictures in your article of many bike commuters with masks to avoid heavy toxic at the street of Kanpur, India and a flood of junk trash floating on Jakarta river.

Yes, those are just the same as the scenes in Kitakyushu and other cities in the 60’s and 70’s when Japan became notorious as the archipelago of “Kogai”. I was one of the victims to inhale the choking smog very often at that time.

It is true that the more Asian people get higher income and feel inconvenienced by pollution, the more pressure the governments of those regions get to improve the staggering environment. But the time is running out to save it.

As one of the Japanese who experienced both rapid economic growth and Kogai proliferation decades ago, I am confident that Japan can contribute greatly to the improvement of the deteriorating environments all across Asia and urge Asian friends to further demand our helping hands without hesitation.


≪拙訳≫

「これは以前見たことがある!」僕がそう叫んだのは、タイム誌の記事にある二つの写真、インドのカンプールのストリートで大気汚染を避けてマスクをして自転車を走らせる人々そしてジャカルタの川に流れる膨大な量のごみを見たときだった。

そう、これは60年代から70年代にかけて日本が公害列島として悪名を轟かせたときに北九州市や他の都市で見た光景そのものだ。僕もあのときいつも息が詰まるようなスモッグを吸っていた犠牲者だった。

もちろん、アジアの人々の所得が増え汚染に不快感を抱くようになればなるほど、その地域の政府への環境汚染への改善を促す圧力は大きくなっていく。しかし環境を救うための時間には限りがある。

数十年前にすでに急速な経済成長と公害の拡散両方を経験した日本人のひとりとして、自信を持って言えるのは日本はアジア全体で破壊が進む環境を改善するのに大いに貢献できるし、アジアの人たちには躊躇することなく、もっともっと日本に救いの手を差し伸べるよう要求してほしいということだ。


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深刻化するアジアの環境破壊
【いつか見た光景】

061009TIMECover

これはいつか見た光景ではないか?10月9日号のタイム誌アジアの環境に関する一連の特別レポートに掲載された写真を見て思わず絶句した。

※タイム誌特別レポート「アジアの環境」"Asia's Environment"

マスクを巻いて自転車に乗る人々、ゴミだらけの川、工場の煙突から立ち上る噴煙・・・・60年代から70年代に公害という名で日本列島を覆った光景だ。

80年代でさえ首都東京にも光化学スモッグ警報が煩雑に発令され、慌てて窓を閉めていたことを思い出す。

【広がる環境破壊

ここ数十年、アジアは急速な経済発展を遂げたものの、それによって支払った環境に対する代償もまたとてつもなく大きなものだった。アジアの環境はまさに瀕死の状態にあるのだ。

After decades of rapid economic growth, Asia's environment is at a tipping point.

Sea of Troubles

急成長を遂げるインドでも大気汚染のひどさで世界7位という汚名をつけられた都市カンプール(Kanpur)。

ジャカルタの川"Angke River"にはあらゆるゴミが捨てられヘドロと化している。

アジアの地図は、中国やインドなどの汚染都市の黒点とベトナムやインドネシアなどの森林破壊・砂漠化を示す赤や橙色の斑点に汚れ環境汚染という病が重症であることを示している。

一体解決の糸口はあるのだろうか?


【希望の灯を日本から】

救いはある。タイム誌が書いているように、人々は所得水準が向上して、たとえば1人当たりGDPが5千ドル以上になると、汚染や環境破壊に不快感を覚え政府にその改善を要求し始めるのだという。

"You have the phenomenon of people with higher incomes feeling inconvenienced by pollution and wanting the government to spend money to fix it", says Finamore.

かつてのロンドンでもロサンゼルスでも市民が大気汚染を止めたのだ。この日本の北九州でも多くの主婦が大気汚染のあまりのひどさに立ち上がったことが現在の環境都市としての再生の出発点だったのだ。

しかし、環境汚染を食い止めるための時間は限られている。経済成長による人々の目覚めを待てるのか、その前に汚染が進みどうしようもない状況に追い込まれるのか、選択するのはアジアの市民、そして率先して解決に努力しなければならないのは僕達日本だ。

アジアの人々はそれを待っている。

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