TIME誌で知る世界の時事ニュース
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シンガポール?変身への苦悩
シンガポールの印象】

マーライオン

シンガポールにはずい分以前に行ったことがありますが、その印象は「クリーンではあるけれども、何か窮屈そう」といったものでした。

道にタバコを捨てれば罰金だし、テレビ放送はチャンネルも少なく面白くないし、街中でもどこでもいつも監視されているような雰囲気があったのです(今はそんなことはないのかもしれません)。

そのシンガポールが国家のイメージチェンジを図ろうとしているとのこと。一体、どういうことなんでしょうか?


【南国バージョンのNY、パリ、ロンドン?】

シンガポール

6月4日号のタイム誌のカバーストーリーは「悩めるシンガポール」("Singapore Soars")と題して、息苦しく古い港がリッチな人たちの保養都市に変身しようとしていると特集しています。果たしてうまくいくんでしょうか?

Casinos! Amusement parks! Alfresco dining! The stuffy old port is restyling itself as a destination city and playground for the wealthy. But if they build it, will the tourists(and foreign talent) come?

シンガポールの中心にあるマリナ湾(Marina Bay)にカジノやリゾート施設を造り、ニューヨークとパリ、ロンドンをひとつにしたようなを新しい都市のトロピカル版目指しているのです。

Singapore aspires to be "a tropical version" of New York, Paris and London all in one, Lee said, adding "the Marina will be like the St.Mark's Piazza in Venice".

しかしながら、都市のもつ魅力を変えるというのはそう簡単ではありません。マリナ・ベイの金融センターに勤めるデビッド・マーチンさんの言葉がシンガポールの性格をうまく表現しています。 「シンガポールはトヨタのレクサスのようなものだ。レクサスはよく出来た車だけど、メルセデスやBMWにはなれない」

"I tell people Singapore is the Lexus of countries", says David Martin, "Lexus could be the most well-made car out there, but it will never be as attractive as a Mercedes or BMW."

【生き残りを賭けて】

シンガポール政府がこんなとてつもない計画を実行しようとしている背景には、実はシンガポールが今後直面する深刻な問題があります。

440万人の人口しかいないシンガポールはアジアのハブとして空港・港湾を整備し、海外からのハイテク企業等を誘致することで繁栄してきました。しかし、最近では海外の企業は中国等の低コスト国に次々に拠点を移し、シンガポールの若い人たちも海外に職を求めて出て行っているのです。そして2020年には人口が減少し始めるとの予測も出ています。

新たな海外からの人・モノ・金を集める方策は何か?それが今までとは全く違う戦略、シンガポール全体のリゾート地化そして海外からの移民を奨励するといった政策なのです。シンガポール政府はリゾート地化に加えて移民の奨励により今後数十年で人口も660万人まで増やそうとしているのです。

リゾート地化を進めれば、例えばカジノや移民の増加が犯罪を誘発するといった心配をするシンガポール人も多くいます。

僕も大きな賭けだと思います。でも、今のままでは袋小路に陥るのであれば、やってみるしかない。そのための国家大改造。国家が主導する大変身計画。それそのものがシンガポールらいしのですが、是非やってほしいと思います。
みなさんはどう思われますか?

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