TIME誌で知る世界の時事ニュース
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匿名記事の功罪
【サイバー仮面舞踏会?】

インターネットの世界では、ブログも、ミクシィも、掲示板も、セカンドライフでも、あちらこちらでハンドルネーム、仮名、匿名のオンパレードです。それはまるでネット上の仮面舞踏会さながらです。

最近日本でも個人情報に対する意識の高まりや犯罪に巻き込まれるリスクへの予防もあって、ウェブ上では特に個人を特定できるような実名や性別、写真などをまともに自ら公表する人は商品やサービスの購入など必要に迫られない限り少なくなりました。

これって本当にいいことなんでしょうか?7月30日号のタイム誌に「匿名の対価」("Price of Anonymity")と題して、匿名の功罪についてある大企業のCEOに焦点を当てて論じています。

The Price of Anonymity. When you post on the Internet, no one knows if you're a CEO or just an average Joe. Is that bad?

【自然食品の大チェーン】

Mackey

そのCEO(最高経営責任者)とは米国の自然食品の大手チェーンWhole Foods Marketジョン・マッケイ(John Mackey)氏です。

マッケイ氏はもう8年?9年前からヤフー・ファイナンスの掲示板にラホデブ("rahodeb")というハンドルネームで、Whole Foods のファンを自称し、本人であるマッケイ氏やWhole Foodsを礼賛、同社の商売敵のWild Oatsを貶したりしていました。そこまでだったら単なるひとりのオタクのお遊びです。

It was a venial sin that would never have come to light except that in February Whole Foods made a $565 million play to buy Wild Oats.

しかし、そのマッケイ氏がこともあろうにこの2月にWild Oats565百万ドルで買収、米連邦取引委員会(FTC)に反トラスト法に抵触する恐れありとして取引が差し止めになる可能性が出てきたから大変。その調査の過程でマッケイ氏のヤフー掲示板での言行が明らかになり物議を醸しているのです。

なぜマッケイ氏はネット上でそんなことをしていたのか、そしてネット上での匿名での書き込みはどこまで許されるのか?

匿名性の功罪】

マッケイ氏の今回のケースは株価に影響を与えたわけでもなく、それほど罪深いものではありませんでしたが、もしもネット上の匿名の書き込みが誰かを傷つけることになるならば見過ごすことは出来ません。

But it's all fun and games till somebody loses his head. ----Anonymity has a disastrouly disinhibiting effect on human behavior.

インターネットがいわゆるウェブ2.0の時代に入ったといわれるここ数年、ブログや掲示板の書き込みは匿名の心ない人たちの中傷や雑言で溢れかえっているのも事実です。ブログ炎上といった現象もそのひとつでしょう。

タイム誌が指摘するように、匿名は個人を守る手段にもなりますが、悪意を持った人間までも野放しにしているのです。

Then again, anonymity can protect the innocent as well as the guilty.

現実の世界と同じく、バーチャルの世界でも自由な意見交換を進めたいと思うならば個々人が毅然とした自主ルール作りをしていく段階にきているのではないでしょうか。

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時代は個人が主役に?YouTubeの革命 その2
【タイム誌への投稿】

11月20日号のタイム誌の記事「人々のネットワーク」("the people's network")について、11月25日に投稿しましたので投稿内容を公開します。

The people’s network Page 40  TIME, November 20, 2006

YouTubeの時代

I really would like to applaud your selection of YouTube as the top of your best inventions 2006 because of its mega-impact on people’s lives, our society and our culture not only in one year alone but also in the years far ahead.

To my great surprise, YouTube is evolving by itself with the ballooning increase of people making and watching videos on earth, separate from the original intentions of the young founders. The old regime in the media might have some fears on the peculiar phenomenon. No one knows where YouTube will go. However one thing is clear to me, namely, the major player of this game is not the limited number of professionals involved in it, but the vast number of people connected with each other on earth through this new device on the web.


≪拙訳≫

貴誌が2006年の最高の発明のトップとしてYouTubeを選んだことに拍手を送りたい。その理由は、YouTubeが今年1年といわずこれから長い間、僕らの生活、社会そして文化にまでとてつもない影響を与えるだろうからだ。

僕が本当に驚いたのは、YouTubeを創設した若者達の意図から離れて、この地球上の膨大な人たちがビデオを作り、聴くことによって自ら進化しつづけていることだ。メディアの旧勢力はこの特異な現象に不安を抱いているだろう。誰もYouTubeがどこに行くのかわからないからだ。しかし、ひとつだけはっきりしていることがある。それは、このゲームの主役は限られたプロ達ではなく、ウェブ上のこの新しい仕組みを使って地球上でつながった数え切れない人たちだということだ。


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